アサイド

新しい教育環境の前にまずは『昭和の教育の洗脳を解く』

最近このミッションに目覚めました。このミッションの元、中学校との面談等で熱弁をふるっていると、元Jリーガーで学年主任の北原先生が終始メモをとってくれたりするのです。

「学びは脳内活動。本来、学びは主体的で対話的なもの。それ以外は’訓練’か’調教’です」

「一定の’訓練’は必要かもしれませんが、子どもが真に天才性を開花できる学びは主体的で対話的であるはずです」

「ご存知のように日本で増え続ける不登校児数、子どもの死因第一位が自死であること、日本の若者の自己肯定感と自己効力感が世界最下位、日本は大丈夫か⁉︎と思いますよね?」

「これは子どもが悪いんじゃなくて、教育環境が時代に合わないって証拠なんですよ」

北原先生はJリーグで世界を経験されているからか、保護者の話を聞く時の姿勢が違います。

「広島県教育長の平川理恵さんと、元麹町中学校校長の工藤先生は、日本の教育を21世紀型に変え、子どもたちの生きる姿を取り戻す2トップです」

「いきなり全体を変えるのは難しいかもしれないけれど、ちょうどいいので『校内フリースクール』から始めてみたらいかがですか?子どもたち、きっと戻ってきますよ。広島県福山市が長期欠席者ゼロの結果を出しています」

「学校に来られない子は教室らしい雰囲気が苦手なんです。机と椅子が並んだ光景にプレッシャーを感じるんです。だからリビングルームのような、フィンランドの学校のような居場所作りをすればいいと思うんです」

「次女の海神小学校では校内フリースクール的な別室を作って下さいましたよ。長期欠席児童たちがカーペットの色など選んでワクワク通う気になっているんです!」

「そうそう先生、ところで‘不登校児’って呼ばないでほしいです。ネガティブな響きで子どもを苦しめるので。広島県では’長期欠席者’と呼んでいます。‘適応支援教室’っていうのも時代にあまりに合いませんね。通常学級に戻そうとするのはもう時代遅れです」

「子どものことを決める時は子どもの意見を尊重すること、その子にとって最善の教育や医療をあたえることと、『子どもの権利条約』で定められています。

SDGsでも『誰一人取り残さない』と掲げていますし、

インクルーシブ教育、多様性、教育機会均等法、合理的配慮の通達でも、個に寄り添った教育を与えることとなっています」

「子どもの意見を取り入れた居場所作りをして、海神中学校の長期欠席者を減らしませんか?

子ども主導にすれば子どもたちの生きる力を取り戻せますよ」

「内閣府も、子どもは国家の一番の宝だと言っています。日本は安全でどこへ行っても五つ星の素晴らしい国ですから、バランスを取ればこの上なく素晴らしい国になるはずです」

こんな風に私はいつも情熱的に語ってしまいます。でも私の人生経験ではこういう時に物事が実現するケースが多いです。

北原先生が、ご自身の息子さんがいま水素自動車に大変興味を持っているそうで、そういうのが本来の学びなのかなと。本人の思いを尊重して行こうと思った、と話してくださいました。

北原先生が将来、校長先生になってくださったらいいなと思いました。元麹町中学校校長 工藤先生や広島県教育長 平川理恵さんに続く、子どもの未来のために日本の教育を新しく変えてくれる真の教育者に!

元Jリーガーの北原先生が、HSC啓発チラシのコーナーを中学校の窓口に設置してくださった 感謝!!

主体的で対話的でないものは「訓練」か「調教」〜昭和の教育の洗脳を解く

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